
奈良県橿原市今井町
旅した日:2002.7.7
戦国の世、天文年間(1532〜1555)一向宗の門徒がこの地に御坊(称念寺)を開き、自衛のために武力を養い、集落の回りに濠をめぐらした城塞都市を造りました。こうした集落を寺内町といいます。
元亀元年(1570)大阪石山本願寺が織田信長に攻撃を開始すると、寺内町今井も参戦しました。天正3年信長に降伏して許されたのち、武装を解除して商業都市として変貌し、江戸時代には南大和最大の在郷町となって繁栄しました。
昭和30年頃から町並みを守る運動がおこり、昭和50年〜60年代には住民と行政とが一体となり、建物の修理や道路整備に取り組みました。平成5年には「伝統的建造物保存地区」に指定され、現在も歴史的な町並みを生かした「まちづくり」が進められています。