一衣舎 洗える絹長襦袢・着用テスト
一衣舎さんが4月の個展に出すため、頑丈な八掛用に開発した絹
肌触りがとても良いので下着にも良いかなあ・・・ということで長襦袢に仕立てました
着用頻度の高い悟雀が個展間際まで目一杯着て目一杯洗います
肌触りは、「ビロード」か「なめし革」のようです。
着ていて、大変に気持ちがよい。
下の写真で、感じが掴んでいただけるでしょうか。
左3分の1が表、3分の2が裏です。
見てわかるように「ミシン仕立て」です。
生地の目が詰んでいて、手縫いでは針が通らない。
そこでミシンを使ったとのこと。

襦袢の最大の欠点はお尻のへばれ
 かなり丈夫な生地でも居敷当をつけないと表地が傷む
そこで広幅背縫い無しの頑丈な生地で製作してみた

(by一衣舎さん)
衿を裏から見た写真です。
襟には柔らかい木綿が付けてあります。
はじめて着用した写真
艶があるのがわかっていただけますか?
衿は関東広バチ衿仕立て
明治大正ころにはまだあったようが
 最近は扱ったことがない
男物襦袢は腰で帯を締めるだけなので
割に衿がはだけやすい
それでバチ衿にして
 すべりにくい木綿の半襟にしてみた

(by一衣舎さん)
3月8日に「きものde銀座」に初着用。当日は温かかったので、汗になりました。
おまけに、お酒でかなりご機嫌になり、襦袢を着たまま炬燵で寝てしまいました。
うん、一衣舎さんの期待に応える、ハードな着方です。
今月末からは「着物イベント」目白押しです。もう一度着たら洗ってみよう。
結果をお楽しみに

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