悟雀の浅草散歩

こちらに地図があります。必要ならダウンロードしてください。

 皆さんから、「悟雀さんお勧めの浅草のお店を紹介してください。」という声が聞こえます。
お一人ずつお知らせするのも大変なので、悟雀おじさんが浅草散歩するときのコースをご紹介します。
なお、ここで取り上げているお店は、悟雀の趣味で選んでいますのであしからずご了承ください。
ご紹介できなかったお店にはご免なさい。
仲見世です 先ずは地下鉄の1番出口から出て、雷門へ向かいます。初心者は雷門前で記念写真を忘れずに撮りましょう。人力車のお兄さんが声を掛けてきますが、乗る気がなければ「こっちとら、江戸っ子ディ。」などと言いながら断りましょう。でも、予算があったら乗ってみるのもいいです。気持ちいいですよ。
かづさや本店 雷門をくぐってすぐ右側に、「かづさや・本店」があります。支店は同じく仲見世通りの50メートルほど先です。ここは和装小物のお店。うそつき等の下着類、男なら越中なども置いてあります。私はまず洗える半襟をチェックします。
文扇堂 かづさやの先をちょっと左に曲がると(角は帯やさん)扇、扇子の「文扇堂」。私はここでは落語用の高座扇とちょっと武張った「渋塗り扇子」を買っています。高座扇も親骨がしっかりしているので、ちょっと小振りなものを買うと、女性でも夏は重宝するかも。
海老屋 また仲見世に戻ってお土産に佃煮を買います。美味しいです。変わっているのは「たらこの佃煮」なんてどうでしょう。地方配送もありです。詰め合わせがいいかもしれません。本店は吾妻橋を渡った角にありますから、時間があれば行ってみてください。
袋物・
たかはし
ここは、私よりハニー向きか?でも小物のいいものもありますし、男用の洒落た袋も置いています。
呉服ヒロヤ 新仲見世に出たら、右に曲がってみましょう。ちょっと高級な呉服屋さんが「ヒロヤ」です。でも銀座あたりのお店と違って、店頭には目玉商品もあるし、見るだけでも全く問題なしです。私はいつもここのショーウインドーに飾ってある小物や反物を10分ぐらい眺めてため息をつきます。
祭用品中屋 また仲見世に戻ると角は「中屋」地図には書いていません。「宝蔵門」近くの中屋と同じ店です。時間がないときはここですませます。半纏や股引、木綿帯など豊富です。
おかき杵屋 おせんべいのお店ですが、私はいつも「割れせん」を買います。ちょっと欠けたとか割れちゃったというお煎餅を袋に入れて安く売っています。かじりながら歩くには最高です。味は同じですから。
西島商店 杵屋の前にあります。ちょっと地味な店。傘の専門店です。他の店で蛇の目なんか売ってますがみんな踊り用とかお土産用で実用品ではありません。ここの品物は本物です。きっちりと傘職人さんが作った「蛇の目」「番傘」を売っています。お勧めは「袋付きの蛇の目」たしか8千円ぐらいかな。本物の雨でさせる蛇の目で畳んだときの木綿の袋が付いています。家ではハニーが蛇の目、私は番傘を愛用しています。ただし、最初使ったときは、干しておくと家中油臭くなりますよ。
和装小物
松ガ枝屋
こちらもいつも見るだけのお店。とっても素敵な小物がそろっているのです。ウインドー見ていても楽しい。でもいつか、すっと入ってすぱっと買ってみたい。
仲満 伝歩院道りに出たら、右に曲がりましょう、両側に呉服の「仲満」があります。いつも買うのは畳紙です。数枚のセットで安いです。店頭には必ず帯や反物の目玉商品がありますからチェックしましょう。
雷門側(右側)のお店には紬の反物などが展示してありますが、堂々と中へ入り2階へ行きましょう。おじさんがいたら「二階見せて。」なんて言ったりして。2階は結婚式場などでレンタルしていた着物をリサイクルで出しているのです。留め袖やら振り袖やら馬鹿安です。
仲満の隣 お店の名前知らないのですが、必ずチェックする小さなお店があります。店頭に「木綿の反物」並べてあります。2〜3千円です。仕立ての練習には最適かもしれませんよ。
手ぬぐい
ふじ屋
伝法院通り仲満の先を左に曲がると「手ぬぐい・ふじ屋」があります。とにかく素敵な柄の手ぬぐいが山になっています。飾ってもいいような綺麗なものですよ。見るだけで楽しい。
祭洋品・中屋 こちらが本店。祭のものなら何でもあり。ビデオなんかも置いてあります。それに普段着用の前掛けとか、子供用のものなんかも多いので、覗いてみると面白いかも。
浅草寺 宝蔵門をくぐると浅草寺本道です。きっちりお参りしましょう。左には浅草神社いわゆる三社様。ここもお参りしようかな。右に行くと「影向堂」などありますが、裏の駐車場の一角にある「団十郎碑」。歌舞伎ファンは絶対見ましょう。「暫」です。
足袋
めうがや
浅草寺から裏へ抜けます。「言問通り」に出たらちょっと左へ。足袋の「めうがや」さんです。とにかく具合のいい足袋だし、ジャストサイズわからなければ計ってくれます。柄足袋も各種あり。
ちどり屋 また五重塔通りに戻ったら、大衆劇場の木馬座、浪曲の木馬亭の前を通って「ちどり屋」さんへ。男の着物ならここが東京一、いや全国一の品揃えでしょう。しかも、リサイクル店なのです。全て仕立て上がり。男が着物を着ようと思ったらここで全て揃います。リサイクルとはいえ、ほとんど手を通していないような着物ですから、正月の晴れ着でも十分通じます。とりあえず、ちゃんとした男の着物を欲しいと思ったらここへ行きましょう。10万あれば、きちっとした紬のアンサンブルと帯、襦袢が揃うはずです。デパートだったら同じ反物で10〜15万するでしょう。仕立て代入れたら・・・・。
辰巳 浅草公会堂の前へ出てきたら、リサイクル着物の「辰巳」を覗きましょう。今年できたお店ですが、アンティークな箪笥など置いてあったり、おねえさん達も結構詳しいし、何しろ安いです。端切れも、半襟になるように売っていたりして、じっくり見ると掘り出しもがあります。
ゑり・高砂屋 オレンジ通りと新仲見世の角(舟和)を右に曲がると高砂屋。襟やさんです。ビーズの半襟とか、色や柄の半襟が沢山揃っています。下着も豊富に揃えています。私夏用の麻の下着こちらで仕入れました。
とりあえず、いつもこんなコースで浅草を歩いています。
まだまだ素敵なお店が沢山あるのですが、必ずチェックするお店だけ紹介しています。
番外として下のお店を紹介します。
長谷川商店 履き物を買うなら絶対ここです。職人のおじさん達が凄くいい。女性陣も本当に親切に相談に乗ってくれます。問屋さんなので私ら素人にあんなに親切にしてたら大変だろうな。
ただし、土・日休みです。ですから私も年に数回しか行けない。
お昼・お食事 飯を食うならやっぱり蕎麦でしょう。ならば「尾張屋」か「並木藪」です。尾張屋の天ぷら蕎麦は海老の大きさが凄い。しかも2匹。並木藪は江戸三大藪の一つで、老舗中の老舗です。天ぷらは小海老と獅子唐のかき揚げ。ともに旨いのです。
 ということで浅草紹介しましたが、ここがいいぞって情報のある方お知らせください。